THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション
2006年9月5日 映画Amazon.co.jp
大晦日、様々なイベントが目白押しでごった返すホテル・アバンティ。そんな時に副支配人の新堂は別れた妻と再会。妻は再婚していたが、その再婚相手はホテルの目の上のタンコブであるコールガールのヨウコと浮気を。そんなことは知らぬ新堂は、つい元妻に見栄を張って大嘘をついてしまう……。という話はごく1部。主な登場人物だけで20名以上もおり、それらの人々が織りなす2時間の物語がリアルタイムで、しかも絶妙に絡み合って展開していく。面白いのは舞台っぽいところ。あえて1シーン1カットにこだわった撮影が舞台っぽさを強調し、ちょっとやりすぎではと思える笑いの要素(特殊メイクなども含めて)も引っ掛かることなくサラリと見せてしまうのだ。三谷ワールドは全開だし、俳優たちの演技合戦も相当に楽しい。観て損なしの作品だ。(横森文)
今日、見ました。キャストが豪華で、リアリティーなんてないけれど、話が入り組んでて、すごく面白かったです。
なかなか派手でした。
こんなに立て続けにトラブルが起こることはないだろうけど、だからこそ面白いんじゃないだろうか、と。
逆に言えば、なにか立て続けに起こる事件を餌にして見せるのは、娯楽の技でストイックさがないと言えるのかもしれない。けれど、やっぱ『エレファント』みたいな映画を見たい時もあれば、こういう映画を見たい時もある。というか、最近、こういう明るくて見終わったあとに元気になる映画のほうが正直なところ好きだ。
単純に、楽しい。(たぶん、気分の問題)
作り手の趣味(センス)に付き合うのは疲れるし、それについて行ける体力がないのかもしれない。たまに振り切られて蚊帳の外から見てる感覚だけが残るときがある。(別の映画の話)
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