内容(「BOOK」データベースより)
「日本笑い学会」会長が、哲学的、社会学的、科学的視点から「笑い」を真面目に研究する。箸が転んでもおかしい人も、久しく笑っていない人も、一緒に考えてみませんか。
内容(「MARC」データベースより)
人間はなぜ笑うのか? 「日本笑い学会」会長が、哲学的、社会学的、科学的視点から「笑い」を真面目に研究する。箸が転んでもおかしい人も、久しく笑っていない人も、一緒に考えてみませんか。
電車に乗って隣り町に行ったついでに、「笑い」について書いてあった本を借りた。ちょっとうそ臭いけど、「最近、あまり笑ってないな」と思ったのだ。
私はとても影響を受けやすい。『マトリックス』を見た後は変な全能感に脳みそをやられて、壁を垂直に走りたくなった。残念ながら、ビルからは飛び降りたりはしていないが、すでに高校生だったはずだ。
まったく、とんだ妄想野郎である。
そんなわけで、この本を読んで洗脳された私は何の批評もなしに、
「笑い」ってなんて素晴らしいんだろう、と思った。
だけど、やっぱり、そんなことはわかりきったことでもある。
「笑う」ことの効用は、これを読んでいる人(いるかどうかわからないけど...)も経験から知っているんじゃないだろうか。
そんなこんなで、私が興味を持ったのは、「笑い」を生み出す方法論とか、その使い方みたいに実践的なものだった。
欲望というのは、なんらかの「快楽の再現」を求める状態らしい。そんなわけで、「笑い」の効用を知っていて、それをもっと利用したいと思う人々は、今までに生まれた「笑い」を類型化することによって、それに似たものを再現しようと考え始めるわけだ。
だから、「笑い」の方法的な理論を構築するために、「笑い」を分析したりする人がいるのだろう。
図書館でいくつかの本を読んでみて思ったのが、「笑い」の構造分析自体にぶつかると、笑いたくなくなるということである。
笑いの構造分析というのだから、笑えるものを読者につきつけなくてはいけない。だから、この本に限らず、「笑い」の構造を分析する作者は、その分析対象がどこが面白いのかを、提出しなくてはならない。
「いやぁ、みなさん、ここ面白いんですよ、ほらこれ、いやぁ、傑作でしょ。」
なんだか、そんな具合で説得しようとする姿が、活字から浮かびあがってくるようである。でも、笑わせようと努力する姿を見ると、笑いたくなくなるもんだ。
(たぶん。それはそれで違う側面から見れば、面白いのだけど。)
とかいろいろとりとめのないことを書いたけど、ユーモアがほしいので、これからの「笑い学」の発展に期待していきたいです。
問題の新しい解決法(youtubeの動画)
http://www.youtube.com/watch?v=js0vOgjBfD8&;;;;;;feature=Views&page=1&t=t&f=b
今日はジダンのネタ。こういう風刺に対する感想も、この本を読んだあとでは、変わっているんじゃないかと思います。
もしパッチギが問題の新しい解決法として広がれば、面白いかもしれない。
「それ、ほんとに問題解決してるか」という声はさておき、頭突きによる問題解決が、世界のグローバルスタンダードとして、広がる。
今日はブッシュとビンラディン、明日はブッシュと金正日の頭突き対決。そんな好カードが目白押しで、毎日のように、視聴率を稼ぎ出す各国首脳陣たち、そんな利益にあやかるマスメディアたち。
順番を決めずにやると、羊が角で突っつき合うみたいになってしまうし、見苦しいから、やっぱり順番でやるのがいいね。
先行はジダン役、後攻はマテラッツィ役からスタート。
来るべき決戦のために、ブッシュも金正日も、頭を磨いて腹筋を鍛えるはずだ。
偉大なるクラーク博士の銅像は1976年に建設されました。
銅像の彼が立つ台座には、次のような白い文字が刻まれています。
「少年よ、マッチョになれ。」と...
注。
パッチギ→頭突き、井筒監督の映画『パッチギ』もおススメです。
全部嘘だよ、シェゲナベイベー(サングラスからちらり)。
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