夢の中の沼

2005年11月24日
昨日の夢。

僕はどこかの塔にいた。銀色の内装が眩しい、最上階の待合室。そこで出会った女の子となぜか話が盛り上がり、どこかに行くことになる(夢の中の自分は妙にガツガツしているような気がする)

とりあえず、塔の外に出ることにした。廊下を進み、エレベーターに向かうと人がいっぱいだった。諦めて、階段で降りることにする。非常口のドアを開けると、縦に長い塔だと思っていた建物が、鉄で作られたぶっといロールケーキのような姿であることに気づいた。
外壁も階段も、鉄で錆びたは赤茶けてボロボロだった。非常階段ゆっくり歩く。高いはずなのに、不思議と怖くなかった。少し後ろを振り向くと、さっきの女の子の後ろにたくさんの人が並んで歩いてることに気づいた。
 階段は一人分の幅しかなかった。たくさんの人たちは手すりに寄りかかりながら、それぞれにおしゃべりをしていて、歩みを止めた僕が前に進むのを待っているようだった。早く進めという文句は聞こえてこない。
 さらに進んでみて、非常階段の先が見えてきた。足場がない。けれど、僕の前を歩く人たちは何の躊躇もせずに、そこから次々に飛び降りて行った。何人かは、パラグライダーもつけてないのに、やけにゆっくり旋回するように降りていた。
 とりあえず縁に立って、そこから見える沼を眺めてみた。やっぱり高い。ヘドロみたいな色の沼までは20メートル以上ありそうだった。決心はつくはずもなく、少し後ろを振り返ってみる。階段は僕の後ろでつっかえた人たちで混み始めいた。
 やっぱ飛び込むしかないようだ。なんか浮いてる人いるし大丈夫だろ、と思って飛び込んだ。

落下。

少し期待していたのだが、旋回することもなく、垂直に落ちた。
なぜか痛みはなかったけれど、沼は汚かった。
沼から這い出て、陸地に上がると看護婦が待っていた。
油と泥でぐちゃぐちゃの僕を見た彼女は、とても素直に「おぇっ、気持ち悪い」って顔をした。

少し洗い流そうと思ってトイレに行ったら、中学時代のガキ大将に会った。「やぁ」「おう」ってな感じであいさつを交わす。

久しぶりのガキ大将は、なんだかフランクだった 

 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索