阿修羅ガール

2005年8月27日 読書
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
舞城 王太郎
1973(昭和48)年、福井県生れ。2001(平成13)年、『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。新たな才能の出現は、ひとつの事件となる。’03年、『阿修羅ガール』で三島由紀夫賞を受賞


流される、ってどういう意味だろ。何書いてんだか。

今日は土曜日。仕事が休みの日。休日はすばらしい。
休日だから。もし、毎日家にいてゴロゴロしていたら、それはもう休日ではない。

お仕事あっての休日。労働あっての休息。疲労あってのお休み。
いや、しっくり来ないな。疲労の対義語って何だろ?

タワーレコードの菊池成孔の連載が最終回を迎えて、新しい企画が始まるらしい。今までやっていたCDの売り上げ予想企画を、トラックバックを使った読者参加型にして、菊池のレビューをさらにみんなで批評するようにするみたいだ。

とても面白そうだった。

掃除する。CD借りに行く。
お勉強をしに行く。

今日はいい天気だ。

阿修羅ガールを先週読んだ。列挙型というのか、意識を連綿と描くような文体。町田康を連想してしまう。面白くて読みやすかった。言いたいことをマンガと女子高生の世界に翻訳して、敷居を下げているのは、わかりやすいように伝えようとしているんじゃないかと。宮崎駿的、というか。

他の作品は読んだことがないので、わからないけれど、もし舞城王太郎が、いわゆる「純文学」作品を書くことが出来る人なら、この作品は自分の未熟さをパロディにする自虐的なユーモアとか、難しいことを難しいまま伝えようとする自己満足な「純文学」に対する批評だったりするのかもしれない。

それぐらいわかりやすかった。

そんな印象を持った。

顔射について書いてるところが面白くて、思わず笑い声が出た。

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